書評「LOST 風のうたがきこえる」

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「LOST~風のうたがきこえる~」上・下  各570円+税
著者 池部九郎 / イラスト 咲良ゆき
フアミ通文庫 株式会社KADOKAWA

池袋西口トキワ通りより作家現わる。
同商店会会長・池袋西地区開発委員長の星明良氏のご子息である。

いわゆるライトノベル(若い読者向けのビジュアル感覚豊かな装丁になっている。)で、このほど新人作家対象の「ミライショウセツ大賞優秀賞」を受賞し、2月末に書籍化されて発売された。本年10月には大賞が決定され、大賞には100万円の賞金と、
アニメ化、または映画化となる予定。周囲には期待が高まっている。

ストーリーは青春恋愛小説。シンガーソングライターとしての歌手デビューの物語で飽きさせずなかなか面白かった。専門的な音楽のこと・楽器・CD・PCを使っての作業の部分は、67歳の私には解らなかったが、ストーリーテラーとしての才能は、たいしたもの。でてくる登場人物もそれぞれ特徴があり楽しい読み物となっている。
後半はスピーディーな展開となり読者を飽きさせない。

(平成27年4月27日 土屋 治)